記念すべき第100作品目、2019年4月1日から始まった朝ドラ「なつぞら」
こちらでは、一足先に3週目全体のあらすじ・ネタバレを載せていきます。
今回の舞台となる場所は
なつの年少期「上野」
青春時代を過ごす「十勝」
夢を目指す「新宿」
実力派の豪華なキャストも多く、楽しみです!
ナレーションは内村光良。
週ごとのあらすじ・ネタバレ、キャスト情報、ロケ地など、プチ情報も!

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***以下、あらすじ・ネタばれの記載あり ご注意ください***
第3週あらすじ「なつよ、これが青春だ」
今週の見どころワンポイント!「酪農家の苦労となつへの信頼」
なつの活躍
昭和30年(1955年)、初夏。
柴田家に引き取られてから9年経ち、なつは18歳。
十勝農業高校の3年生となっていた。
今では剛男を「父さん」、富士子を「母さん」と呼び、本当の娘のように大事に育てられた。
そして、今も早朝に起床し、搾乳をしてから学校に行くという忙しい日々を送っていた。
そんなある日の朝、学校で覚えた人工呼吸でなつは難産で仮死状態で生まれた仔牛を救った。
そのため学校には遅刻をしてしまったなつだが、人工呼吸で仔牛を助けた話を皆に報告すると、皆が拍手で称えたのだった。
なつは持ち前の明るさをすっかり取り戻していた。
泰樹と農協の関係
山田家が農協から乳牛を借りて飼い始めたことを知り、泰樹に牛の飼料を分けてあげて欲しい頼んだなつ。
なつは、天陽のためならば泰樹は必ず協力してくれると思っていたのだが、なんだか雲行きが怪しい。
泰樹は今、農協との関係がうまくいっていないため、農協に勤める剛男との関係もわだかまりを抱えていた。
農協では農業だけでは生計が立てられず、酪農をしたくても牛を購入する資金がない山田家のような農家に牛を貸し出していた。
そして新たな乳業メーカーがこの地に参入してきたことで、不安を感じていた農協は、小さな規模の酪農家が乳業メーカーから不利な扱いを受けないように、これまで酪農家が直接メーカーに卸してきた牛乳を農協が一手に引き取り、メーカー側と交渉しようと考えていた。
自分の牛乳は自分の力で売りたいという考えの泰樹は、農協が牛飼いを牛耳ると言い、農協のやり方を受け入れようとはしなかった。
そんな中、剛男はなつにあるお願いをする。
なつ、女優第一号に
このままだと力の弱い小さな酪農家が泣くことになると心配する剛男は、農協との話し合いに応じるようになつから話してもらえないかとなつに頼む。
翌朝、なつは泰樹になぜ農協の考えに反対するのかと話をしてみたが、余計に泰樹は意地を張ってしまう。
なつは困り、菓子店雪月の跡取りである同じクラスの雪次郎に相談してみることにした。
雪次郎は演劇部に所属しており、その顧問である倉田先生に相談すればいいと言い、なつを稽古場へと連れて行った。
農協と泰樹のどちらが正しいかわからないと困るなつに、倉田はお前の問題として考えてみれ、そうすれば、おのずと答えが見つかるはずだと。
なつはそれを聞いても、倉田の言うことがさっぱりわからなかった。
週末、雪次郎に誘われたなつは菓子店雪月を訪ねると、倉田が現れた。
「奥原なつ。お前演劇をやれ」と倉田が言う。
なつを演劇に参加させ、泰樹のためにも農協と泰樹の問題を表現しようと考えたのだ。
地元で起きた社会ネタを題材に戯曲を書いている倉田は、泰樹のことを芝居にしようと考えていたのだった。
翌日の放課後、なつは倉田と一緒に農協組合を訪れた。
組合長の田辺から、なぜ酪農家が団結する必要があるのかを聞いたなつは、十勝全体の底上げをし、全国一の酪農王国にしたいという農協の考えは正しいと思うようになる。
その日、なつと剛男が農協から家に戻ると、古くから付き合いのある乳業メーカーの担当者が富士子にお金の入った封筒をそっと渡そうとしていた。
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今時そういうやり方は古い!汚い!と否定する剛男と泰樹の間でまた口論が・・・
「その金で富士子が少しでも助かるなら、わしは喜んで受け取る。開拓の苦労を思えば・・・きれい事だけで家族を守れるか!」
「汚いことはやめましょうよ」
「なに?」
富士子は封筒の受け取りを拒否した。
誰にも味方をしてもらえなく、黙って出ていく泰樹の寂し気な背中を見つめながら、なつは複雑な気持ちでいた。
次の日、なつは倉田にどんな演技を作りたいのか?と尋ねた。
「じいちゃんが見て面白いと思えるような・・・感動できる演技ですか?」
「当たり前だ。そういう芝居を作らなければ意味がないんだ」
倉田はなつを見て、女優になれと言った。
なつが出演すれば泰樹は舞台を見に来るし、芝居も楽しめる。
なつはあれよあれよという間に演劇部の女優第一号になった。
家に戻ったなつは泰樹に気持ちを話し、また前と変わらず仲の良い二人に戻ることができた。
これから演劇をやりたいこと、演劇コンクールの地区予選で上演する芝居をぜひ見に来てほしいと泰樹に伝えると、泰樹はお前が出るなら見に行ってやるとぶっきらぼうに約束した。
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