新型コロナウイルスの感染拡大の今、パルスオキシメーターも注目されているようです。
amazonや楽天では、ランキングに載ってきていることも。
「パルスオキシメーターってなに?」と思いましたが、調べてみると医者に行くとよく測定される、意外と馴染みのあるものでした。
このパルスオキシメーターは、一般家庭に必要なものなのでしょうか?
少し調べてみました。




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パルスオキシメーターとは?
指先にはめて光を当てることにより、動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍数が測定できるというものです。
酸素飽和度(SpO2)とは、心臓から全身に運ばれる血液(動脈血)の中を流れている赤血球に含まれるヘモグロビンの何%に酸素が結合しているか、皮膚を通して(経皮的に)調べた値です。
引用元:https://www.jrs.or.jp/modules/citizen/index.php?content_id=139
パルスオキシメーターはこんなものです。
↓↓

私も定期健診で必ず測定されていますが、病院などでは必需品ですね。
指にはめるだけなので、本当に簡単に、あっという間に測定できます。
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パルスオキシメーターは家庭に必要?
パルスオキシメーターがなぜ注目されたの?
医療機器であるパルスオキシメーターがなぜ注目されているのでしょうか?
こんなニュースが流れました。
・新型コロナウイルスに感染、軽症と言われ自宅療養していた
・5日目に熱があること、少し息苦しさがあったが、本人は大丈夫だということで夜間の入院は見送りに
・その後、自宅で死亡が確認された
これは埼玉県の話ですが、自宅待機者はかなりの人数いるということで、県では自宅待機している方にパルスオキシメーターを配布することを検討している、というニュースでした。
この辺りから、パルスオキシメーターが注目されたのではないかと感じます。
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指にはめるだけで簡単に血中の酸素量を測定できるので、確かに誰でも測定できそうですね。
数値が下がってくると肺の機能が落ちている可能性があるため、重症化しているかのサインとなるようです。
※パルスオキシメーターは、新型コロナウイルスの感染しているか判別できるものではありません
使用方法はとても簡単ですが、測定値が意味する体の状況を判断するのは難しいこともあるようです。
また、
・マニキュア
・指先の冷え
などで正しく測定できないこともあるようですね。

パルスオキシメーターは家庭には必要?
誰でも簡単に測定できそうなパルスオキシメーター。
パルスオキシメーターは、1977年にコニカミノルタが発売しました。
一般家庭でパルスオキシメーターの購入はできますが、コロナウイルスの感染予防のための購入は控えるようにとコニカミノルタHPでも記載があります。
高齢者、喘息、肺の疾患など必要な方に行き届くと良いですね。
パルスオキシメーターは、
・新型コロナウイルスの感染が判別できるものではない
・持病をある本当に必要な方への供給が優先
です。
まとめ
持病のある方、ない方も、新型コロナウイルスの感染拡大は本当に心配かと思いますが、まずは手洗い、うがい、アルコールハンドジェル、マスクなどでしっかり予防して、この嫌な時期を乗り越えたいものですね。
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