葵祭と祇園祭が終わり次にやってくるのは、時代風俗行列で有名な時代祭。
京都三大祭りの一つであり、毎年多くの観光客が訪れる中、時代祭の時代風俗行列は、京都御所をスタート地点とし、2時間半かけて平安神宮通を目指します。
観光客が多いので混雑の心配、そして2019年は次々と台風が発生していることもあり、天候についても気になるところ。
そこで今回は、時代風俗行列を近くでゆっくりと見られる有料観覧席の紹介・天候不順の場合はどのように確認したらいいのかをまとめてみました。
(こちらでは2019年10月26日に開催される、人気行事ついて記載しています)
時代祭の日程・場所時間
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時代祭は毎年、
10月15日(時代祭宣状授与祭・時代祭奉祝踊り足固め)
10月21日(時代祭前日祭併献花祭)
10月22日(時代祭・神幸祭・神幸列進発・行在所祭・行列進発・太極殿祭並還幸祭)
10月23日(時代祭後日祭)
という日程で行われます。
例年、時代行列は10月22日ですが、2019年は「即位礼正殿の儀」が行われるため、開催日が変更になりました。
≪2019年 時代祭・時代行列日程≫
2019年 10月26日(土)
12時~14時30分頃まで
≪場所≫
京都御所~御池通~平安神宮通
京都を代表するお祭りですので、毎年大変盛り上がっています。
その最大の目玉はやはり行列進発です。
約2000人近い人が参加し、時代ごとの人々になりきって行列を作り、京都御所から平安神宮通を目指して約2時間半かけて歩きます。
織田信長などの有名な人はもちろん伝統的なファッションもポイントですね。
よく見てみると、衣装やヘアスタイル、祭具など、時代による変化が正確に復元されているのがわかります。
例えば、同じ平安時代だったとしても、あの二人の作家、清少納言と紫式部では全然違いました。
清少納言は十二単、紫式部は小袿をまとっていたので一目瞭然です。
身に着けているものをチェックしながら見るのも楽しみの一つと言えますね。
画像クリックで、じゃらんへ移動します。
宿泊しながらゆっくりと京都観光も良いですね♪
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有料席のチケット購入について
時代風俗行列を近くで確実に見たい方は、有料観覧席を購入することをお勧めします。
わざわざ人の波を渡りながら見る必要もなく、心ゆくまでじっくりと行列を見ることができます。
有料観覧席の設置場所は3か所で、時間も決まっております。
また、ガイド無線機がつくかどうかなどでも料金が変わっています。
以下にまとめてみました。
≪有料観覧席の場所≫
下記の場所に有料観覧席があります。
(2019年の発売は、9月3日から)
・京都御苑 (正午頃出発)
・御池通 (午後12時50分頃)
・平安神宮道 (午後2時20分頃)
≪料金≫
パンフレットはお席の種類に関係なく、全席についてきます。
一般席:1席2500円(全席指定・パンフレット付)
時代祭まなび席:1席5000円(全席指定・パンフレット・ガイド無線機付)
英語解説付き席(御池通のみ):1席4100円(全席指定・パンフレット・ガイド無線機付)
≪購入方法≫
旅行会社、インターネット、コンビニエンスストアなどで購入が可能です。
京都市観光協会HPから購入できるほか、JTBなどの旅行会社などでも取り扱いがあります。
時代行列・コースや交通規制などはこちらをご覧ください。

雨天の場合について
雨天の場合、時代行列は翌日の27日(日)に順延されます。
いくら準備万端だったとしても、当日天候が悪ければ中止になる可能性もありますよね。
台風が多く発生する季節でもあるので、雨だけでなく台風も心配です。
過去に天候が悪くて順延になったパターンを調べてみますと、やはり雨と台風の時は、次の日に順延または中止になり、その時の天気がくもりの時は開催されていたようです。
もし次の日に順延しても、翌日もまた天気が悪かった場合は、時代風俗行列自体が中止となってしまうようですので注意が必要です。
開催されるかどうかは、当日の早朝に発表されるようです。
下記にて確認できるようですので、お天気が悪そうな場合はチェックしてみてください。
また、順延もしくは中止になってしまった時、有料観覧席を購入していた方はどうなってしまうのでしょうか。
順延された場合は、そのまま使用できます。
中止の場合は、中止決定後、払い戻しはおよそ1ヶ月間のようですが、その時に京都観光協会などで詳しく発表されるようです。(電話でも対応)
(上記に記載したホームページや電話番号を参照してください)
チケットを購入した旅行会社の窓口や、コンビニエンスストアなどでも28日頃から対応してくれるかもしれませんね。
(例年だと23日に順延し、それが中止になった場合は24日に払い戻しをしていたようです。)
≪雨天の場合のまとめ≫
・天気が悪く、26日に開催できない場合、27日に順延
・27日も天気が悪ければそのまま中止になる
・開催するかどうかは、当日の朝7時から確認できる
・順延した場合、有料観覧席はそのまま使用できる
・中止になった場合は、払い戻しあり
まとめ
時代祭りは三大祭りと言われるだけあって、毎年約8万人もの人たちが京都に集まってきます。
その中には歴史が大好きな人もいれば、「織田信長が好き!」「豊臣秀吉が好き!」などの有名な人を見たいために来る人もいたりと、楽しみ方は人それぞれ。
日本の文化を身近で感じながら楽しんでくださいね。
時代行列・コースや交通規制などはこちらをご覧ください。
