新型コロナウイルスの感染が広がってくるとともに、デマ情報もいろいろと広まってきています。
トイレットペーパーの品薄など、記憶に新しいですね。
そんな中、デマのチェーンメールが拡散されているようです。
今回は、どんなチェーンメールなのかについてまとめています。
デマ情報は拡散しないようにしましょう!




デマのチェーンメールとは?
LINEなどで出回っているというチェーンメール。
デマとはいえ、信用してしまい拡散してしまう方も多いようです。
内容は、いくつかバリエーションがあるようですがこのようなことが書いてあるようです。
↓↓
・コロナは自己診断ができる。
・熱やせきで病院へ行く頃には肺の50%が線維化していてすでに手遅れ
・コロナ自己判断の方法は毎朝、深く息を吸い、10秒我慢して息を止めることで確認できる。
・コロナで悪化していると、肺胞の組織が繊維化し硬くなっていく。息を止めている10秒の間に咳・息切れなどがなければコロナではない。
・常に口と喉を濡らし、絶対に乾燥した状態にしないことが大事
・ウイルスは口に入っても、飲み物を飲むことにより食道から胃に入る。胃に入ると胃酸によってウイルスは死んでしまう。
・水分をあまり取らないと、ウイルスは気管支から肺に入り、危ないことになる
・日赤医療センタードクターからの情報
・アメリカのドクターから情報
・知り合いの医師からの情報
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「10秒息を止めての判断」について、専門家のコメントでは、
深呼吸して息を10秒以上止めてもせきが出なければ、肺が修復不可能な「線維化」を起こしていないということで、「つまり感染していないことを示す」と、メモは主張する。
博士はこれを「間違い」と言い切った。「急性のウイルス感染症にかかった時は気道が炎症を起こし、深呼吸でせきが出てしまうことも多い。それだけのことで、線維化とは無関係だ。10秒間息を止められたからといって、新型コロナウイルスに感染していないということにもならない」という。
引用元:https://www.cnn.co.jp/fringe/35150992.html
このように語っています。
※上記文中の「メモ」=チェーンメール
10秒息を簡単に止めることができる人でも、新型コロナウイルスにかかっている可能性もあるわけです。
これができたからって「自分は大丈夫だ!」と言えるものではないという事ですね。
実際、無症状だけどコロナに感染していたという事もありましたよね。
また、上記引用ニュース内では「熱やせきで病院へ行く頃には肺の50%が線維化していてすでに手遅れ」という件に関しても、完全に間違いだと専門家は否定しています。
日赤のコメントはこちら!
このチェーンメールに名前を出された、日本赤十字医療センターからもコメントが出されています。

現在、当センター医師の名を騙り新型コロナウイルス感染症に関する情報がfacebook・Twitter・LINE等のSNSや「チェーンメール」で拡散されている旨のお問い合わせが多数寄せられており、本来業務に多大な支障をきたしております。
本件内容は当センターで発信したものではございません。
本件へのお問い合わせはご遠慮いただきますようお願い申し上げます。令和2年4月10日
日本赤十字社医療センター
院長
このチェーンメールは、4月上旬位から出回っていたようです。
バリエーションもいくつかあるようですので、拡散しないように気を付けましょう。
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まとめ
チェーンメールを送ってしまった心当たりのある方は、送った方に訂正した方が良いですね。
この内容が本当のことならば、すでに医療機関などから発表があるはずです。
東日本大震災の時もこのようなチェーンメールがありましたが、むやみに拡散しないよう、十分に注意しましょう!
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