2020年前期朝ドラ「エール」キャスト・1週~5週までのネタバレを日々更新していきます。
こちらでは「エール」週ごとのあらすじをご紹介します。
「エール」は、音楽の力で人と人とを結んで勇気づけたという、夫婦の物語です。




目次
主な「エール」キャスト
https://twitter.com/asadora_nhk/status/1243477943281745920?s=20
古山裕一(こやま ゆういち)役(窪田正孝):主 演
関内音(せきうち おと)役(二階堂ふみ):裕一の妻
古山三郎(こやま さぶろう)(唐沢寿明):裕一の父
古山まさ(こやま まさ)(菊池桃子):裕一の母
古山浩二(こやま こうじ)(佐久本宝):裕一の弟
権藤茂兵衛(ごんどう もへえ)(風間杜夫):裕一の伯父
権藤源蔵(ごんどう げんぞう)(森山周一郎):祐一の祖父
権藤八重(ごんどう やえ)(三田和代):祐一の祖母
佐藤久志(さとう ひさし)(山崎育三郎):裕一の幼なじみ
村野鉄男(むらの てつお)(中村蒼):裕一の幼なじみ
藤堂清晴(とうどう きよはる)(森山直太朗):裕一の恩師
関内光子(せきうち みつこ)(薬師丸ひろ子)音の母
関内安隆(せきうち やすたか)(光石研):音の父
関内吟(せきうち ぎん)(松井玲奈):音の姉
関内梅(せきうち うめ)(森七菜):音の妹
御手洗潔(みたらい きよし)(古川雄大):音の歌の先生
藤丸(井上希美):祐一作曲の「船頭可愛や」を歌う歌手
山藤太郎(やまふじ たろう)(柿澤勇人):昭和の名歌手
夏目千鶴子(なつめ ちづこ)(小南満佑子):音楽学校声楽科の生徒で音のライバル
双浦環(ふたうら たまき)(柴咲コウ):世界的オペラ歌手
岩城新平(いわき しんぺい)(吉原光夫):関内家が営む馬具店の職人頭
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東京編キャスト
廿日市 誉(はつかいち ほまれ)(古田新太):コロンブスレコードのディレクター
木枯正人(こがらし まさと)(野田洋二郎):コロンブスレコードに祐一と同期で採用された作曲家
杉山あかね(加弥乃):コロンブスレコード秘書
梶取 保(かとり たもつ) (野間口徹):喫茶バンブーを経営、祐一や音の相談相手
梶取 恵(かとり めぐみ)(仲里依紗):喫茶バンブーを経営している保の妻
田中 隆(たなか たかし)(三浦貴大):早稲田大学応援部5代目団長
*****以下、あらすじ・ネタバレ注意*****
1週目「初めてのエール」
1週目のあらすじネタバレ
昭和39年10月10日。
東京オリンピックの開会式が行われるのは国立競技場。
55歳になった作曲家・古山裕一は、式典で演奏される曲作りを任された。
ところが開会式直前に裕一の姿が見えなくなる。
裕一の2歳年下の妻・古山音は、夫を捜すが見当たらない。
結局裕一は、地下にあるトイレで見つかり、連れ出される。
裕一は、明治42年8月に福島県の県下有数の呉服店「喜多一」に誕生した。
父・三郎は裕一が生まれると興奮しながら家を飛び出してしまう。
その後、三郎は買い物をした大荷物と共に帰宅する。
買ったものは、当時まだ日本に数台しかない「レジスター」だった。
ちなみに次男・浩二が生まれたときは、三郎は蓄音機を買ってきたという。
大正8年(1919年) の秋。
裕一は運動は苦手だが、心の優しい10歳の少年となっていた。
しかし、時にはいじめられることも。
いじめられた裕一を三郎は励まそうとするが、裕一は寝転がったまま。
三郎が買ってきた船来品のレコードの音を聞き、「威風堂々」に夢中になる裕一だった。
そんな中、運動会の日が近づいていた。
運動の苦手な裕一は、気分も落ち目。
練習も上手くいかない裕一に、体育教師・新田が激怒する。
それを見かけた東京から赴任してきた教師・藤堂清晴は裕一の肩を持ち助けてくれた。
気落ちしている裕一に、三郎は早く走るコツの特訓をするのだった。
そして運動会本番。
徒競走のスタートで裕一は出遅れてしまい、足首を痛めカーブで転んでしまう。
しかし、観客からの声援で裕一は歩き出す。
自分へのエールに裕一は力をもらい、ゴールへと辿り着いた。
大正9年(1920年)、裕一は小学5年生となっていた。
裕一の担任は、音楽教育に熱心な藤堂先生。
藤堂先生から「北原白秋の詩に曲を付ける」という課題が出され、幼馴染の久志から、西洋音楽を聴いている裕一ならできると言われる。
ある休日、母・まさと一緒に川俣へと足を運ぶことになった裕一。
母が知り合いと話していると、裕一は教会から聞こえてくる美しい声や聖歌隊を見て胸をときめかせる。
翌日、三郎は裕一に「作曲入門」という本と五線紙を用意していた。
本を読みふける裕一。
翌朝、早く学校に行った裕一は、川俣での様子を思い浮かべながら、黒板に音符を書いていた。
「をがわ」の詩に合わせた曲の完成度に、驚く藤堂先生。
藤堂先生は、裕一の家へと足を運び、裕一の才能について三郎とまさに熱く語っていた。
裕一は藤堂先生から背中を押され、曲作りに励むのだった。
ある日、鉄男が農民に突き飛ばされているのを目撃する裕一。
その時鉄男が落としていった古今和歌集を拾ったため、裕一は鉄男の家へと足を運ぶと、家から放り出され泣いている鉄男がいた。

2週目「運命のかぐや姫」
2週目のあらすじネタバレ
ガキ大将・鉄男が泣いている姿を見た裕一は、かばんを鉄男のところに置きざりにしたまま、その場を逃げ出してしまう。
そして翌日、学校から帰宅途中に鉄男から声を掛けられた裕一。
鉄男は万葉集も読破しており、和歌や詩が好きだと言う。
この頃、日本は急激な不況。
喜多一も逼迫した経営状態だった。
付き合いのある銀行から融資を断られた三郎は、裕一の叔父・権藤茂兵衛の営む銀行にも頼ることはなかった。
権藤家からは、裕一、浩二のどちらかを養子にしたいと言われていたため、それを断ることができなくなるからだった。
ある日曜日。
裕一と三郎はレコードを聴いていると、まさから鉄男の父・善治らがお金を借りて夜逃げをしたことを聞く。
裕一は姿を消した鉄男の書いた詩に、つけた曲を歌うのだった。
人のために始めた奏でたエール。
裕一が福島で音楽の才能を発揮しているころ、音は愛知県豊橋でのびのびと育っていた。
川俣の教会で聖歌隊の歌を聞いた音は、仲間に入れてもらい楽しく歌っていた。
3年後の大正12年(1923年)秋、音は小6となっていた。
学芸会の出し物に「竹取物語」を提案した音だったが、主役のかぐや姫の役はもらえず、おじいさん役に・・・。
同じ日、音は教会で琴を弾く予定があったが、父・安隆と教会へと向かう。
そこで聴いたオペラ歌手・双浦環の歌声は、音が生涯忘れられない心に刻まれたものとなった。
その後環と話をし、聞いた環の経験からおじいさん役を精一杯演じると決めた音。
そして、環の素晴らしい歌声を聞き、琴をやめて歌を習いたいと安隆に希望するのだった。
音、14歳の誕生日の日、父・安隆は朝から出張に出かけていた。
学校で学芸会の練習をしていると、担任から事故で父が亡くなったと聞く音。
音の父・安隆は元陸軍の獣医で軍に馬具を卸す商売をしていたが、母・光子は夫の商売を続けていこうと考えていた。
しかし取引先もなく、職人も辞めてしまった。
そんな中、光子と子供たちは1枚の陸軍との契約書を見つけ交渉する。
そして学芸会の日。
かぐや姫役をすることになっていた良子から、かぐや姫役をやってほしいと言われていた音は無事に演じ、幕を閉じた。
音は歌手になる決意をする。

3週目「いばらの道」
3週目のあらすじネタバレ
大正15年、裕一は17歳になった。
裕一は商業学校に行きながら、音楽も独学で学び、ハーモニカ倶楽部に入り活動していた。
ある時同じ倶楽部の会長・舘林信雄から呼び出された裕一は、会長が実家の料亭を継ぐためハーモニカ倶楽部を辞めることを聞かされる。
音楽のプロになると言っていた舘林を尊敬していた裕一は、舘林から音楽理論も学んでない裕一がなぜ音楽家になれるのか、と笑われ腹を立てる。
倶楽部の次回公演では、メンバーが作った曲から演奏曲が選ばれることから、自分の夢を笑われた裕一は、舘林を見返そうとすごい勢いで譜面を書き上げた。
結果、ハーモニカ倶楽部の投票で舘林に圧勝する裕一。
裕一の夢を応援する父・三郎は、音楽家への道を後押しした。
しかしその頃、三郎が連帯保証人となっていた京都の仕入先が借金を踏み倒し逃げてしまう。
まさの兄で資産家の茂兵衛を頼ると、裕一か浩二のどちらかを養子に欲しいと言われてしまう。
ハーモニカ倶楽部の演奏会の日。
裕一の曲は好評だったが、三郎は茂兵衛から融資を受ける条件として、裕一を養子に出すしかなかったため涙を流していた。
裕一はこの日で音楽を辞めた。
昭和3年の春。
裕一は学校を卒業し、川俣にある茂兵衛が経営する「川俣銀行」で働くことになった。
行員は、支店長・落合吾郎、鈴木廉平、松坂寛太、菊地昌子。
ある日、裕一は鈴木に連れられてダンスホールへと足を運んだ。
そこで志津という踊り子に出会い、ダンスに誘われた裕一は恋心を抱く。
志津と食事に行った裕一は、記者をやっているというガキ大将だった鉄男に声を掛けられ再会する。
翌日、バスにお金の入ったカバンを忘れてしまった裕一は、茂兵衛に怒鳴られてしまう。
茂兵衛に志津とのことも反対されたが、裕一は志津に付き合ってほしいと伝える。
だが実は、志津は裕一の小学校の同級生だった、とみだったのだ。
志津は自分に気が付いてくれない裕一をからかっていただけだった。
4週目「君はるか」
4週目のあらすじネタバレ
一年後、裕一は銀行で黙々と仕事をしていた。
裕一が一人前になったら養子としてお披露目できると、茂兵衛はご満悦。
しかし、裕一は1年前に失恋してから元気がない様子で、みんなから心配されていた。
そんな時、裕一を訪ねて音楽雑誌を持った鉄男がやって来る。
鉄男は国際作曲コンクールに挑戦するように裕一に話をするが、裕一は首を横に振る。
しかし夕方、鉄男から裕一の背中を押してほしいと頼まれた銀行のみんながハーモニカを吹き、コンクールに応募するように励ますと、裕一はうなずいた。
締切は2か月後だったが、簡単に曲が作れない裕一。
銀行の仲間や鉄男は、曲について考える会議を開くことに。
そこで鉄男が竹取物語の和歌をそらんじたことから、祐一はメロディーのひらめきを感じる。
鉄男は裕一が音楽の世界に戻ってくれたことを喜んでいたが、裕一はこれで音楽に別れを告げるつもりだった。
昭和5年3月。
裕一作曲の「竹取物語」が史上最年少で2等を受賞したという手紙が届く。
イギリスへの留学や留学費用も支払ってくれるという。
音楽をやめようと思っていた裕一だったが、心は喜びに満ち溢れていた。
同じ頃、音は音楽教師である御手洗清太郎から声楽を学んでいた。
音は新聞記事で裕一の受賞を知り、自分とあまり年の違わない裕一の見事な受賞に興奮し、熱意溢れるファンレターを書いた。
後日、裕一からの返事も届く。
それを機に、ふたりは手紙の交換をしながら心を通わせていった。
そんな折、裕一の祖父である権藤源蔵が急死する。
茂兵衛は裕一との養子縁組を急ごうとしていたが、裕一は少し待ってほしいと時間をもらう。
弟の浩二は、裕一が留学に行くと喜多一が危ないと怒っており、三郎もどうしたらよいのかわからない。
ところが一転。ある日、茂兵衛が裕一の留学を許したのだ。
世界に出て成功することはないと思い、音楽を諦めるだろうということから留学を認めたのだった。
裕一が音に留学することを知らせてから、音からの手紙は来なくなってしまう。
これから世界へ羽ばたこうとしている裕一と音自身を比べ、身をひこうとしていたのだった。
返事が来なくなり落ち込む裕一だったが、落合のアドバイスで「古山裕子」という名前で手紙を書いた。
しかし音は、自分のことは忘れてほしいと返事を出す。
5週目「愛の狂騒曲」
5週目のあらすじネタバレ
昭和5年7月の半ば。
豊橋にある関内家に、裕一が突然姿を現した。
音からの手紙を読み、どうしても会いたくなったという裕一。
裕一はしばらく関内家に置いてほしいと頼むと、音の母・光子は一泊泊めることにした。
しかし音に、留学する裕一に深入りしてはいけないと言う光子。
音は裕一と豊橋を案内しながら、いろんなことを話した。
関内家に帰ると裕一の噂を聞いた鶴亀寅吉という興行師が来ており、演奏会の誘いを受ける。
光子は怪しげだと感じたが、とんとんと話は進み、3か所の会場で演奏会を開くことになった。
同じ日、豊橋ではお祭りが行われおり、音と裕一は神社へと足を運ぶ。
ふたりが関内家へ帰ると、そこには笑顔の三郎が!
ふたりの親は、裕一と音を別れさせたいと言う考えだったが、突然裕一が音と結婚したいと申し出た。
結婚、音楽への道を諦めないというふたりの強い決意は、光子と三郎を味方につける。
演奏会の準備で御手洗のレッスン室で作曲する裕一。
御手洗は裕一の才能に驚く。
そんな中、三郎から電報が届き、裕一は演奏会終了後、福島へと帰ることにした。
大成功を収めた演奏会のことは、裕一の尊敬する小山田耕三にも届いていた。
しかし、演奏会で得た収益は鶴亀に持ち逃げされたことがわかる。
音は腹を立てるが、裕一は楽しかったから構わないという。
裕一は、福島へと帰っていく。
